EAN: 9784874248249
ISBN: 978-4-87424-824-9 // ISBN: 9784874248249
Erscheinungsjahr: 2020
Verlag: Kurosio
Seitenzahl: 384
Sprachen: Japanisch
Herkunftsland: Japan
Buchbeschreibung des Verlags:
日本の学校英語教育が抱える「接する英語の量が少ない」という根本的な課題を、学習指導要領の変遷等を含めて考察。WiddowsonのCapacity論を軸に理論的枠組みを構築し、語彙や文法の難易度が段階的に制限されたGraded Readersの読書を、中学・高校の英語教育へ導入することを提案する。
Inhalt
まえがき―本書刊行の経緯と学習指導要領について
第Ⅰ部 本研究の背景と目的・概要
第1章 本研究の背景―第2言語ではなく外国語としての英語
第2章 本研究の概要
第Ⅱ部 理論的枠組み―Capacity モデルの構築
第3章 問題と目的―「4技能」に基づく「コミュニケーション能力観」の問題点
第4章 研究方法―コミュニケーション能力論再考
第5章 考察(1)―Capacityモデルの認知言語学的展開
第6章 考察(2)―Capacityモデルにおける語彙学習の理論的枠組み
第7章 結論―Capacityモデルからみた学習指導要領の言語能力観の問題点
第Ⅲ部 理論の応用―Capacityモデルに基づくGraded Readersの英語の分析と分析結果の文化的・教育的価値の考察
第8章 序論―CapacityモデルにおいてGraded Readers が果たす教育的役割
第9章 問題と目的―Graded Readersの英語はどのような性質や特徴を持っているか
第10章 研究方法―OBWコーパスの構築と分析
第11章 結果と考察―OBWコーパスにおけるlookの慣習的な言語単位の事例分析
第12章 結論―総合的考察:look に関する潜在的な言語知識の内容
第Ⅳ部 結論―「教科」としての英語教育の確立を目指して
第13章 Capacity モデルの教育学的展開
第14章 本研究の限界と今後の展開
付録